2010-08-06 IBMスマートグリッド講演会 講義メモ IBMの方をお招きして、スマートグリッドの動向と事例について語ってもらう講演会が大学であったので聞いてきた。一応メモしたことを以下転記 世界人口は都市集中の傾向が続いている。 2050年には7割の人口が都市に住むとの推計も そんな中、たとえば電気エネルギーはその4割から7割が電力網でのロスによって失われている。 そこでIBMのSmarter Planetという思想 ものを「機械化」 - RFIDタグ等は爆発的に普及可能。あらゆるデバイスからデータを収集できる。 相互接続 - 得たデータをつなぎあう・やりとりしあって意味を創出する インテリジェント - その結果を見える化することで、知恵の創出。 スマートグリッド エネルギー創出がトップダウン方式ではなくいろいろなところで(Cf.かつてのコンピュータ) 利用者・創出者を相互につなぐ サプライヤーの負担減(e.g.コンシューマに対し、エネルギー適正利用を求めることも出来る) エネルギーへのコンシューマーの参画 c.f.YouTube その他 今度こそ「ホームネットワーク」が実現する? 検針器がスマートメーターへ どこまでの規模をスマートグリッドで結ぶか、企画力が必要 日本の電力網は既に十分効率的であり、スマートグリッド導入のメリットはこの観点から言えばなく、電力会社も非常に消極的 スマートグリッドの推進は多くの企業の協調が必要 スマートグリッド (電気新聞ブックス―エネルギー新書)作者: 横山明彦出版社/メーカー: 日本電気協会新聞部発売日: 2010/03/29メディア: 新書購入: 7人 クリック: 46回この商品を含むブログ (15件) を見る