WHR-AMPG-AにDD-WRTを入れる

最近エコポイントの締切が近いので、リビングのテレビも地デジ化しました。
合わせてBDレコーダーも買いましたが、最近のデジタル家電とやらはどちらもLAN端子が付いてて、
YouTube見たり、LAN経由で録画した番組を見たり、外出先からメールで予約できたりといろいろできるそうで、
なら、つながない理由はないだろ。と思い、イーサネットコンバータの導入を考えてました。


最初は、プラネックスの安物無線ルータをイーサネットコンバータモードにして使おうかと思ったのですが、
近所のパソコンショップでは在庫切れ。そして、ネットでも酷評が多かったので躊躇してました。
代わりに、セール品でバッファローのWHR-AMPG-Aという無線LANルータが2,480円で売っていました。
家に帰ってググるとWHR-AMPGにはDD-WRTというカスタムファームウェアが入れられるようで、
DD-WRTを前々から試してみたかったので、安いこともあって買ってきました。


二つは型番違い。ちなみにWHR-AMPG-Aは普通にググッても製品仕様ページが出てこず、JANコードで検索してようやく引っかかりました。
WHR-AMPG: http://buffalo.jp/products/catalog/network/whr-ampg/
WHR-AMPG-A: http://buffalo.jp/products/catalog/network/whr-ampg-a/
「-A」のほうがあとから発売されているようなのに製品一覧ページには無印しか載っていない。ちょっと不思議ですね。製品仕様においては、2.4Ghz帯で準拠規格が違うようでしたが、肝要なのはチップセット等らしいので問題ないと判断しました。スループットとか同じだったし。


家に帰ってひと通りいじった後、DD-WRTのインストールにかかります。
前述の導入例を参考にしましたが、すでにページが消えてるので備忘録がわりにまとめておきます。
参考にしたのはここ:(Google Cache)AirStation 改造計画 « やっぱりマックでしょ!

  1. DD-WRTのサイトからインストールするファームウェアを用意します。今回はWHR-HP-G54用V24prePS2[Beta] Build 13064のStandard genericを一応使いました。新バージョンも出てるようですが、試すのはあとでということで。
  2. WHR-AMPG-AをINITスイッチで初期化します。起動し、DIAGランプが消え、通常状態になったらINITスイッチを針金などで長押しして、初期化します。
  3. ルーターIPアドレスが192.168.11.1になるので、パソコンとLANケーブルで直結し、パソコンのIPアドレスを192.168.11.2ぐらいに適当に設定します。
  4. コマンドプロンプトを開き、ダウンロードしたファイルのあるディレクトリに移動し、以下のように入力しておきます。

tftp -i 192.168.11.1 PUT (ファイル名)

  1. 一度WHR-AMPG-Aの電源を切り、再度投入します。DIAGランプが点灯したときに、先述のコマンドを実行します。
  2. 転送はすぐ終わり、うまく行けば書き換えが始まります。書き換え中はDIAGランプが光ってたはずです。
  3. 再起動し、書き換えが成功するとDIAGランプが消え、電源とgランプだけが付いた状態になります。ag両方付いてると失敗のようですが、一発でうまくいきました。
  4. インストール後、WHR-AMPG-AのIPアドレスは192.168.1.1になっているので、パソコン側も直し、ウェブブラウザで192.168.1.1を開きます。
  5. 管理ユーザー名、パスワードを設定して、ひとまずはインストール終了です。


WindowsXPには標準でtftpコマンドが利用できますが、Vista以降はコントロールパネルのプログラムの追加と削除から事前に追加インストールしておく必要があるそうです。


ちなみに純正ファームのバージョン確認画面。

これを確認して行けるなと確信しつつ、ちょっと杜撰じゃないか。とも思った次第です。
暗号化設定も工場出荷時設定では無効になってるようですし。