Androidアプリの作り方を勉強してきました。


ひさびさのblog。学校でAndroidアプリ作りをサポート・コンテストする産学協同プロジェクトが立ち上げたと講義中に教授が発表。
そのイベントの一つにAndroidアプリ開発の基礎を解説してくれるセミナーがあったので参加してきました。
(また例のごとく1週間以上あけて書いちゃってます)

内容は、Android OSの概要や動作の仕組み、Androidアプリの開発概要や要点、また実際のコーディング作業と一続きにハンズオン形式で講義が展開されました。
一講座も受講生20人でチューターさんが5〜6人ついており、気軽に質問しやすい非常によい空気でした。
Javaでの開発歴が浅かった自分にもわかりやすく説明してくれて有り難かったのが印象に残っています。
(Javaもう少し勉強しないとと思ったのはまた別の話)

Androidアプリ作りの肝

この辺は備忘録として…

  • Android OSはLinuxならびにAndroidランタイム(Dalvik仮想マシンとか)をベースに据えたスマートフォン用OS
  • 開発当初はターゲットとするOSのバージョンとMinSDKバージョンをきちんと考えて設定する
    • 原則はOSのシェアを考えるのが妥当。MinSDKとBuild Targetは異なってもよいが避ける
    • 古いバージョンで組み上げればオールマイティーだぜ!というのは考え物。
  • 多言語対応を意識しよう
    • 日本語のほかに最低限英語にも対応させるべき
  • ドメイン一個ぐらい持っておこうよ
    • プロジェクト作るときとかね。
  • エミュレータの作成
    • TargetにGoogle APIsが含まれるものを選ぶとGoogle Mapがエミュレータで使える。そうじゃないと使えない。
    • snapshotはよくわからないなら使わない
    • 割と重い。けどネットにつながる。電話は掛けられない。
  • アクティビティ
    • 原則は一画面につき一アクティビティ。
    • 他アプリのアクティビティ呼び出したりもできる。これ便利。
  • インテント
    • 他のアクティビティ呼び出し時に使う。
  • EclipseいいよEclipse
    • ショートカットキー一押しで必要なimportしてくれたりなIDE。AndroidSDK組み込んで使う。
    • コンパイルしてもうまくいかないならCleanしたり、Debugモード使ったりする。(なんかSDKの機能とかごっちゃにして認識してそうだけど)
  • オブジェクト指向って便利

作ったもの

簡易Twitterクライアントを作りました。といってもTwitter4jというライブラリを利用させてもらいました。

Twitter4j
http://twitter4j.org/ja/

  • Androidアプリはネットにアクセスしたり、端末内のデータを利用したりする際にマニフェストファイルにそれを許可する設定をしなければならない
    • これがマーケットとかでダウンロードする際の確認画面に反映される。
    • Googleはこの辺気にするらしい
  • コンパイルしたらEclipseからアプリ立ち上げましょう
    • 端末のメニューから立ち上げると古い奴だったりします。
  • ライブラリとかじゃんじゃん使ってもいい

で、できた奴。


ここにたどり着くまでいくつかトラブルがありましたが、講師の先生並びにチューターの方々のサポートがあって最後のTL表示まで完遂しました。
ライブラリで拝借して作ったと言えど、やはり自分でコーディングしたアプリが動くのは気持ちがいいものです。
作ってみたいアプリがもやもやとしてたのですが、実際に作ることでその作業手順を具体化できそうな気もしてきました。

実際新しい事をやろうとするときに、本で独習したりする方法がありますが、
やはり実際に開発を経験された方に直接ハンズオン形式で行う勉強会は、重要な点などをかいつまんで説明して頂いたり、
独特のライブ感があり非常に魅力的なものでした。
今回は学校にお膳立てして頂いて参加したわけですが、これ以外の勉強会にも参加したくなりました。
(ただ本音を言うと自分如きが行ってついていけるのか等の不安がつきまとってなかなか踏み出せないのが実情かもしれません)

まだまだ一つのアプリを自分で作るには幾多の壁があるのでしょうが、今回のこの勉強会はそのための大きな一歩になりました。
末筆ながら丁寧にご説明してくださった株式会社エイチームの塚田さん(id:gabuchan)ならびにスタッフの皆様、ありがとうございました。

AndroidSDK開発のレシピ

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